第三回KanonSSこんぺ(本番)

 第三回KanonSSこんぺ(本番)、公開されました。なんとか仕上げて俺も出てます。
 
 今回の話を書くにあたって読み返した過去のこんぺ作品を挙げてみる。含んだ言い方だけど、作品を書き出す前にこれらを読みました、という報告だけで他意はありません。終わった後に書くべきことかもしれないけど。
 
 追記 俺のお勧めこんぺ作プッシュのコーナー、みたいになってしまったんで隠しときます。興味ある人だけどうぞ。
 
 
・sTrAwbErRy FiElDs fOreVeR
 出展:第3回 かのんSSこんぺ中篇
 作品に直接リンク貼ろうかかどうか迷った末にTOPにだけ貼っとこう。
 第3回 かのんSSこんぺ
 詳細は語らないけど溢れるパワーと衝動がすごすぎる。俺みたいななんちゃってマイノリティには生唾もん。こんなにかっこいい最下位は見たことないぜ。
 
あの素晴らしい愛をもう一度……いや、マジで。お願い。俺んトコだけでもいーから!
 出展:第3回 かのんSSこんぺ中篇
 今をときめくリーマンさんの初こんぺ作。
 一言であらわすと思考の大津波。巻き込まれやすい俺はあっという間にさらわれてしまいました。40キロの文章で5回噴き出せて1回泣いた。貴重な体験です。
 
・炉辺に腰掛けて、
 出展:第3回 かのんSSこんぺ中篇
 上ふたつと合わせて三つに満点をつけたんだけど好き嫌いでいえばこの作品が一番好き。なんだろうね。言葉の繋ぎ方とか雰囲気とか細かい要素はいっぱいあるけど、やっぱ一番は作品の立ち位置に尽きますよ。俺はSSかどうかは投稿されている場所や、(個人HPなら)注意書きによって判断するので、「かのんSSこんぺ」に「投稿されている」時点で、前提として、もうすべての作品がKanonSSだ。だから感想で多くの人が指摘している部分はまったく気にならないのだった。逆に、Kanonとこの作品の奇妙なバランスに、背筋が震えるような浪漫を感じてやまなかった。
 
・春風駘蕩
 出展:第二回KanonSSこんぺ中篇
 第二回KanonSSこんぺ&第一回CLANNADSSこんぺ会場
 STORY GARDEN閉鎖にともなって作品収録先のURLが変わってるようなので貼っておこう。
 
 感想で散々書いたけど空気が大好きなのだ。俺は気取った作品が大嫌い(自分のことは棚に上げる)で、泣かせる作品は嫌いで、爽やかだったり笑わせてくれる作品が好きなんだけど、虚無感を残してくれる作品が大好きということをここで再確認できた。虚無感って割と、文章でしか出せない味のように思うですよ。その中でもこいつは極上だ。
 
・若者たち。
 出展:第二回KanonSSこんぺ長編
 今は25と相成った匿名リーマンさん24時代の作品。つーか長編っていったい何人の人がチェックしてたんだろ(笑)。水面下にいるであろうリーマンさんファンの人はもったいないから読め。
 ご本人も某所で笑いにこだわった作品という言を残されてますが、思いっきりヒットしたことになる。爆笑5回、噴き出すこと10回以上、笑った回数を数え切れなかったのは、古今東西のメディアでこれがはじめてだった。ちくしょう。青春風吹かせまくってるところもツボでした。
 
 
 つーわけで、なんでお勧め紹介になってしまったのかよくわかりませんが、俺のイチオシでした。
 みんな作品からはみ出さんばかりの個性を持ってる。実際ちょっとはみ出てるのがいい。
 羨ましいったらありゃしないぜ。