海の男

 仕事で一週間ほど京都へ行っておりました。京都と言っても都の方ではなくて海です。連日の猛暑や海水浴が予定に組んである日に限って快晴だったりであれよあれよとなまっちろい体は変貌を遂げ、帰った時には職場の高校生に「AV男優にしか見えねえ」とまで言われる始末。AV男優=色黒という固定観念は脈々と若い世代に受け継がれているようで一安心ですね。去年は仕事で沖縄に行った時の本州とあまりにもかけ離れた日光の強さにあっという間にやられてしまったので今回は日焼けには気を付けることができました。気を付けても焼けるもんは焼けるんですが。そして来週から今度はまた沖縄に出張という始末。男優を超える男になってきます。

 Gの季節がきた。虫は大丈夫だけどGだけは嫌だ。出くわしたら粉々にするまで闘い続けるけども、あいつらトップスピードと言い緩急と言い判断力と言い思いきりの良さといい巨人の鈴木ばりの走塁技術を持ってるから隙間に逃げ込まれるとどうしようもないのね。完全に仕留められる状況でなら存分に闘うけど向こうは逃げの一手を打てばいいという絶望的な状況から戦闘が始まるのが厄介。真夜中のシンク周りがもうね…

 

前半戦終了

 一番面白かった試合は松井秀喜が出場していたリアル野球BANです、などと真剣に思いつつ総括。セ・リーグは混迷を極めていますが、実際問題戦力はかなり拮抗してると思うんですね。どのチームも強みと弱みがはっきりしていて噛み合ってるときは強いが崩れると脆い。連勝したと思ったら連敗もする。完璧なチームなんてない以上、どのチームもそんなもんでしょうが、普通のシーズンなら弱点と武器が上手く噛み合ってどこかのチームが落ちてどこかのチームかが上がってくるもんですが、今年は好調も不調も長続きしないので団子状態が続いている。ある意味、興業としては最も望ましい状況でしょう。

5連勝

 メッセンジャー、藤波と攻略した巨人が今年初の先発全員安打で5連勝を決めました。ヤクルト戦あたりまでは眉唾でしたが、無双中のメッセと藤波を攻略して勝ったとなるといよいよ打線好調と見ていいかもしれない。誰か一人の単独の活躍で勝っているわけではなく、先発が踏ん張り、中継ぎが一時の不調を脱却していい球を投げ、打線も今日の全員安打に象徴されるようにそれぞれが一日一善をした上で得点を重ねてくるので相手からすると非常に嫌な取られ方になる。村田の怪我の様子が心配だけどついに村田も久しぶりの手ごたえある打席を見せてくれたし、主力が上向きになってくれば控えや準レギュラーの選手もマークが減ってより活躍できる。…という風にプラス面ばかり見てそろばん弾いているとあっさりと元通りになったりするから打線ばかりは本当にわからない。とりあえず今日の試合を見て思ったのは吉川はそろそろ2軍幽閉でいいんじゃなかろうか。ポップフライマンすぎて打席で何の希望もない。守備走塁限定で使うならともかく。片岡も寺内もいないのが悪いんや!