絵巻水滸伝
- 作者: 正子公也/森下翠
- 出版社/メーカー: 魁星出版
- 発売日: 2006/04/10
- メディア: 単行本
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- 作者: 正子公也/森下翠
- 出版社/メーカー: 魁星出版
- 発売日: 2006/06/25
- メディア: 単行本
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買っちゃった。とうとう買っちゃったよ。
キノトロープ/水滸伝
こちらで長らく連載していた絵巻水滸伝が2006年に書籍化され、全10巻が隔月で販売されています。現在6巻まで。一巻と二巻を通販で買いました。それぞれ2500円だったけど問題なんてあるわけがない。挿絵の数や装丁を考えれば現在の値段(3500円)でちょうどいいくらいだ。
KOEIの「水滸伝〜天命の誓い〜」および「水滸伝〜天導一〇八星」ファンとしては生唾モン。あーあ。KOEIも無双オロチとか歴史レイプしてないで水滸伝の続編作ってくれねえかなあ。水滸無双とか出てきたら発売日に三つくらい買うのに。本気で何本か買って布教するかもしれないよ。
北方水滸伝もいいけど、正子&森下水滸伝もまたいいじゃないか。ほぼ毎ページ挿絵入ってるんですよ。それだけでたまらんのに、また絵柄がかっこいいんだこれ。毎ページと書くと漫画みたいだけど、なんだろう、まさしくビジュアルノベル? あー、原画集もほしくなってきた。
一巻のMVPは個人的には李忠。王進も史進も魯智深も林沖もかっこいいんだけど、やっぱ何が好きって地に堕ちたヘタレが息を吹き返すまさにそこですよ。生き様っすよ生き様。最後の台詞には痺れちまった。そんなわけで二巻のMVPは自動的に白勝ですが何か。だって出てくるキャラ出てくるキャラ味があるから好みで選ぶしかねーんだもの。白勝みたいなゲームではこの上ない雑魚キャラにもしっかり日が当たってるのが小説版のいいところ。もう戦争で白勝捕まえても首斬ったりできねえよ! PS天導はともかくPS天命では小物っぷり満載のヒゲおやじの絵だったんで。PC天導ではどうだったかな。
それにしても、収入があると買い物に思いきりがつきますね。いや実質もらえるのは五月からなんですが。つーかこの一年何か買い物したっけ……。交通費とか雀ピーの負け分とかカラオケとかでしか使ってなかった気がする。ひどい話だ。
一気に買ったら楽しみがなくなると思って二巻までで止めておいたのに、家に届いて六時間後に二巻とも読み終わっちゃったよ。どうしよう……。三巻は武松か…………武松…………好きなんだよなー。あー、どうしよう。くそ、買っちまうか! 買って、しまうか……? という具合に一ヶ月悩み続ければすべては解決するのだった。優柔不断な俺ならできる。
幻想水滸伝の3以降も絡まれにくいけど、水滸伝はもっと絡まれにくい……。