LUNKHEADとかGORILLA ATTACKとか

 妹から借りてきたやつを又借りして聴いてます。
 LUNKHEADの『地図』がかなりいい。音速ラインにすごく似てる。Last・fmでの似てるアーティストではLOST IN TIMEストレイテナー、つばき、椿屋四重奏音速ラインGRAPEVINEの順だった。LOST IN TIMEはまだ聴いたことないけどチェックしよう。ストレイテナー似てるかなあ? 声はわからんけど傾向が違う気がする。つばきは聴いたことない。椿屋四重奏は『薔薇とダイヤモンド』を聴いたけど、Syrup16gをカッコつけようとして豪快にスベらせたような感じだったから何回かしか聴いてない。
 『地図』だけ聴いた感じでは、↑の中では音速ラインに近い気がする。ヴォーカルではこっちの方が好きかもしれない。声はGRAPEVINESyrup16gのヴォーカルを足したような声で、歌い方は彼らよりはポップ。かっこつけよりはまだ感情的寄り。
 
 GORILLA ATTACKの『From First To Last』はすごく困った。バンドの傾向としては↑らのグループに近いと思うのだけど、困った。演奏も歌もヴォーカルも悪くない。悪くないんだけど、どれも突き抜けない。ダミ声で感情のこもったヴォーカルは、やっぱり好きか嫌いかでは好きなんだけど、イマイチ琴線には触れない。声はいいのにかっこつけーに感じてしまう。というのも、どの曲も同じに聴こえるからだ。曲名がほぼ、っていうか全部英単語ひとつか慣用句?なんだけど、それも一因かもしれない。一曲ずつ聴くとどれもそれなりにいい曲なんだけど、アルバム一枚まとめて聴くと、なんかどの曲も似たり寄ったりだなあ、みたいな印象。作れる曲の幅が狭いのかもしれない。ではその狭い幅の中で深い曲を作れているのかというと、どうにも半端な気がしてならない。多彩ならいいってわけでもないだろうけれど、得意分野に乗っかって惰性で作ってるんじゃねえの、みたいな。まるで俺が書く小説のようだ、などと思った。
 
 キャプテンストライダムの『108DREAMS』も聴いた。こちらは↑らとは傾向が違う、曲ごとに明確な色やテーマを持って取り組んでるようなスタイル。個性はあるし、ヴォーカルのシンプルな声も嫌いではないのだけれど、ジャンルとしてあまり好きではない。一度だけ聴いてPCに入れずに返却。こういう歌ってなんていうんだろう。なんかどれもチャカチャカしてなまぬるい曲だった。