オリジナル笑顔で三回目感想・批評討論

http://text.ivory.ne.jp/ori3/
 
 こちらで、主に読者の採点、感想、批評に関する物議が醸し出されたりしている模様。23日以降の書き込みになります。
 いや、読んだ感じ、論旨が何なのかよくわかってないんですけども。皆さんいろんなことを考えてるんだなあ、というのはわかりました。
 >>184氏みたいなすごい人もいるのだなあと感心しきりです。
 なるべく主観的、感情的であろうと心がけている俺とはまるっきり正反対だ(笑)。貴重な人材ですね。
 ところで、いまだに批評ってなんなのかよくわかってない俺です。
 gooで引いてみたところ、
>事物の善悪・優劣・是非などについて考え、評価すること。
 らしい。
 いっぽう感想はというと、
>あることについて、感じたり思ったりしたこと。所感。感懐。
 うーむ。
 これまでは批評って、漠然と「細部まで分析し、欠点・改善点を述べる」みたいなイメージだったんですけど、そこまでおカタいもんでもないようですね。この定義でいくと、採点している読者はほぼ当てはまるわけです――が。
 (1〜10)の点数を選択している時だけ一時的に批評モードで、感想を打ってる時はどう考えても感想モード……だよなあ(笑)。俺の場合は大半は所感をどべどべ垂れ流してるだけで、こと感想欄だけなら、他作品の入る余地はない。なるべく読んだ直後のフレッシュな感情を(喜怒哀楽にかかわらず)そのままお届けしよう、と意識してはいるものの。
 作品の改善点を挙げるのも、「俺にはコレコレこうの方が好みだったぜ!」というニュアンスで書くことはあるけど、小説の技術論的な話は俺にはできないし、していない(してしまったかもしれない)。知識も実力もないから。経験だけはあるけれど、裏打ちのない経験は技法の話をする上ではあまり意味がない。
 
 ところで、何が問題視されていたのだっけ。
 もう一度掲示板の記事を読み返す。
 ……。
 「読めません1点」についての是非がほんのりと問われていた他には、各人が感想と批評の関係性について持論を出し合ってる感じで、特に大きな衝突や問題はないように思われた。
 4年前ならいざ知らず(笑)、今は「読めません1点」でも全くかまわないジャマイカ、と思うようになってます。
 「最後まで読んで1点」と「読めません1点」では、どちらがより読者として評価が高いのか? 前者は少なくとも、最後まで読めたということだけれど、後者はそれさえかなわないほど苦痛だったということで。とすると、評価としては、1点が妥当である……と俺は思います。
 もはや快楽>楽しい>面白い>楽しくはない>つまらない>苦痛
 が俺の採点上の価値基準で、「読めません1点」は、一番後ろに該当するわけなので(笑)。「最後まで読んで1点」って、すくなくとも、後ろから2番目か3番目じゃないですか?
 実際問題、ページを開いた瞬間に読む気が失せるほどの不快感を被ったのなら、それはかなりしんどいことだと、俺などは思います。冒頭だけで放り出すのならば話の内容ではなくて文体なんだろうけど、俺はそこまで文体の選り好みはないのでわかりませんが、「この文体だけは死ぬほど嫌なんだよ!読めん!」というのがあるのかもしれない。文体に限らずとも、「この○○はダメ!読めん!」というのが、あるのかもしれない。そしてそれは、1点にする理由としては十分すぎる。
 
 ……。
 うむ。
 論旨を絞らないまま書いてもまとまるわけがなかったのである。
 結論としては……ええと、そうだ、アレだ、アレですよ。
 批評も感想も作者側からすると、ありがたく・楽しみで・夜も眠れず・有意義なので、どんどん書いちゃってくださいねー。ただ、議論に熱中するあまり作品読めなかったぜヒャッハー、とかにならないように! いや、ならないだろうけど(笑)。
 そういうことです!