実況パワフルメジャーリーグ

 先日発売されて各販売店で売り切れ続出CHU!の実況パワフルメジャーリーグですが、こちとら見合わせを検討CHU!です。
 いや、というのも、どうも選手の能力値の査定がウンコマンらしいのですよ。情報収集した結果、個人的に見逃せない情報がいくつも。
・パワーAがメチャクチャ多い
 これは弾道などで本塁打の出やすさは補正できるので潜在的パワーとでも取ればいいのですが、それにしては以下がよくない。
・ジム・トーミのパワーがC
 去年はパッとしなかったけれど、一昨年まで01年〜04年まで4年連続40発以上、100四死球以上(本塁打はともかくこっちこそ強打者の証!)を記録するメジャーリーグを代表するパワーヒッターですよ。今年から井口の所属するシカゴ・ホワイトソックスに加入して、2006年5月22日現在、アメリカン・リーグ本塁打、打点の二冠王の彼のパワーがC? ウンコ?
 なに考えて査定してんだコナミ('A`)
・田口のパワーがB
 ちなみに松井稼頭央はCです。イチローはBです。ひよひよルーキーの城島はパワーA・肩Aです。松井秀喜はAです。元ヤクルト、巨人のペタジーニはDです。
 なに考えて査定してんだコナミ('A`)
・マイク・キャメロンの守備力がG、肩がE
 イチロー移籍にともなってマリナーズ戦をぼちぼち見ていた人には馴染み深い選手だと思うのですが、当時マリナーズに所属してあの広いセーフコフィールドのセンターを守っていたキャメロン。イチローとの右中間コンビはメジャートップクラスとうたわれたのに。実際とんでもない守備範囲で何度となくファインプレーでチームを盛り立て、ゴールドグラブも受賞しています。その彼が守備G……昨日までパドレスVSマリナーズの三連戦見てましたが、全盛期と変わらぬ動きを見せていたのは俺の気のせいでしょうか……。
 なに考えて査定してんだコナミ('A`)
・ブラディミール・ゲレーロの肩がB
 彼に肩Aをつけずに誰につけるというんだ。イチローにはついてましたが、この選手もイチローと並んでリーグ屈指のライトフィルダーとされ、暴投は多いものの、地肩の強さはイチロー以上という見方が多い。このへんはまあBってことでそれほど外れているわけでもないんですが。全体的に守備の評価が辛く、守備Aはほとんどいなかったような気がする。イチローもB。ブレーブスアンドリュー・ジョーンズもB。ってあれ、同じブレーブスのランガーハンズが守備Aだけど、どんな選手なんだ。どうも生え抜きの新人らしいですが、8年連続ゴールデングラブのアンドリューを差し置いて、100試合も出てないのに守備Aってどういうこと。あとメッツのフロイドが肩Aって……捕殺数が確か去年のナショナル・リーグ1位なんだけど、捕殺が多い=肩が強いではないということをいいかげん知れよ! それと同じくボストン・レッドソックスマニー・ラミレスも肩13のB。同じくアメリカン・リーグの捕殺1位なんだけど、彼の守備を一度でも見て、それで肩Bをつけるというならもはや目を疑うしかない。
 去年の、それも「数字」だけしか見てねえんじゃねえのコナミ('A`)
 
 他にもジーターの足が松井より遅かったり、シェフィールドと松井の肩が同じだったり、見るに耐えない能力査定が目立ち、おなかがいっぱいになってしまいました。
 査定に不満があるといっても全体のほんの数パーセントの割合なので気にしないで買う手もあるんですけど、ゲームでやるよりやっぱり実際の試合を観戦する方が楽しい(笑)。ということでシーズン中は見合わせよう。