オリジナル笑顔で三回目感想転載No.071〜No.079

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 普段からノリと勢いと直感のみで行動して、こんぺでの採点や感想もその場の機嫌任せでやっています。感想なんて作品ごとにテンション違いすぎます。そんな俺ですが、よーしたまには読み込んでやろうじゃないか!と勢い込んではみたものの、読解力もないのにやることじゃなかったみたいです。
 たまに色気を出してみるとこれだ……○| ̄|_
 まあしかし、こういった突っ込んだ考察もどきも、採点期間中にやるからこそ意味があると思うわけですよ! 結果発表後にやっても間違いなく今やるより効果薄いし、読む人がいるのかどうか(笑)。なぜならば、読者や作者の興味は結果発表を境にして、あっという間に各人の感想と作者掲示板に移るから。これは、これまで全てのこんぺに参加していて例外なくそうでした。順位が出て採点・感想も発表された瞬間、興味が作品自体から離れて、作品に対する感想と、それに対するレスに移ってってしまうんですね。なので今のうちにとにかくはしゃげばいいと思うよ。考察でも感想でも批評でも愚痴でも、誰もなにも話題にもしないよりはよっぽどいい。最も忌むべきなのは、誰も情報を発しない静かなこんぺになってしまうことだ。
 俺が取り上げたことによってその作品にどのような影響が出るかは、あまり知ったことではないのです(笑)。誰が見ているかもわからないので考えが及ばないというのもありますが、とにかく、自分が入れ込んでいる作品を、熱が冷めないうちに一人でも多くの人に読んでもらえたらなあと、ほんとそれだけなんですよ。
 
 では大人しく、個別に作品の感想を述べていこうと思います。
 先日のNo.008みたいに、感想フォームに書いたものそのまま転載します。上に書きましたが、ほぼノリとテンションだけなんで注意(笑)。
 No.071〜No.079
 
 
 
 
 
 
 
No.071 ……動物園に行きたかった
 なんだこれは(笑)。
 いや、ほんと、なんだこのオチは(笑)。
 
 動物園ってどっから出てきたんだ……
 そんなに動物が好きなのかこの人……
 俺のゾウさんでよければ見ますか……←
 
 ここまで書き散らし感ただよう作品は初めてでした。「同でも良いい」。とかあったよ!
 非日常性の演出のためだと思うんですが、珍妙な設定があって、それを語るのはいいんですけど、ラスト三行とまったく繋がってないのがどうも致命的でした。
 「でも」じゃないよ(笑)。それまでの文章が逆説に対応してないよ。嘆いてないで行きたきゃ行けばええやん(笑)。いい天気なんだから。国に封鎖されてるとかそういう描写もなかったので、別に普通に開園してるんですよね?
 
 キリンさんがすきです。でもゾウさんのほうがもっとすきです!
 
 
No.072 月時雨
 自殺願望者を止める事についての是非を、小学校の道徳の授業で議論したことがあるのですが、本作を読みながら、そのときの場面をなんとなく思い出してしまいました。確か俺は「止めるってやつは何様のつもりだ?」という立場だったかな(笑)。
 
 余談になりました。さておき。
 初っ端からものすごい酔っ払った文章に見えて瑪瑙とか読めねーよと切れ気味に読んでいったんですが、それは序章(?)だけで、あとは普通に読めました。文章は洗練されていると感じましたが、内容はないよう。この話はどこへ向かっているのかなーとつらつら追っていったけれど、静かに始まって静かなまま進んで静かに終わり、彼女の中ではなんか大変なことになってるみたいですが、それさえも静かに語られているのでいまいちピンとこず、終始半眼で眺めている調子でした。
 
 
No.073 14文字の涙
 変にとんがってなくて好印象でした。話そのものにはそれほど惹かれなかったんですが、台詞や文章が自制されながらも冴えていて好みに近く、読み進めること自体が楽しかったです。
 
 
No.074 魔女の岬
 なんだろう。いい話なのだけれど、足りない(笑)。たぶん完成度が(笑)。
 どこが悪いと指摘することはできませんが、おそらく筆者が一番わかっていると思うので(笑)。
 
 
No.075 夜の夜
 おー。これは色々と考えさせられるお話でした。筆が抑え気味で落ち着いて読むことができました。いや、読みながら落ち着くことができました。
 死というものが確実に見える。
 人間全員がそうなったら、社会はどうなっちゃうのだろう。
 なんて考えました(笑)。
 
 10秒ほど考えたところ、うっわすげえやりにくいわー、という溜息が出ました(笑)。
 
 
No.076 Another
 オチで墜落(笑)。
 
 
 寒気が走った……
 
 
No.077 曇りのち晴れ。
 な、なんてうざい女だ…………
 
 何度拳を握り締めたことか(笑)。
 
 
No.078 君が星を手にするとき
 ぬーん。
 実際に宇宙飛行士の息子を持つ親の気持ちはこういう感じなんだろうなあ、と素直に思えました。
 個人的にはあまり宇宙に熱意はないので、父親のテンションについていきかねるところも。
 
 
No.079 奥の細道
 なにやら空恐ろしい感情に教われ、いや襲われました。
 作中で、どこからどこが回想なのかそれとも妄想なのか、兄妹が何歳なのか、時系列がどうなっているのかなど、何がなにやらサッパリわかっていないんですが、最後の光景だけいやにくっきりと脳裏に浮かび上がってきて、背筋が震えました。
 
 
 
 以上、ラストから。
 全8回お送り予定です。