プロ野球セ・リーグ巨人対中日など

 日本のセ・リーグは巨人対中日、ヤクルト対阪神が注目。
 一戦目はほぼ中日の自滅。勝ち越し点を含むワイルドピッチ3失点って、無人島でも生きていけるんじゃないか? あのピッチャー。ワイルドすぎます。クリーンナップを三者三振で切った回もあるのに全体的にあれでは、とても惜しい。他に巨人が勝てた要因は上原が尻上がりに良くなったこと。といっても初回の連打も不運な当たりが続いたのであれなんですが。例によって巨人の中継ぎは打たれたけれど、8回の無死2塁は矢野の好返球で潰しましたね。アレックスの肩も見れて、なんだか野球のいいところと悪いところをちゃんぽんにした試合だった。セカンド荒木の守備も名前通り荒すぎたし。清水のタイムリーを弾いたのや悪送球のほかにも再三やる気のない動き。それでもここ二年のゴールデングラブかと。喝!
 二戦目は山本昌の好投に尽きます。あのピッチングで二十年食ってるピッチャーだもの。内海の年齢くらいもう現役でやってるんだなあ。脱帽です。巨人は最後の最後にやっと満塁のチャンスを作るも、守護神岩瀬降臨で遅すぎた。内海はまあ、本来はあれくらいが及第点ですよね。6回3失点くらいで計算できるピッチャー。速球はそこそこだけど投球術がまだ身についてないし。今年あと何回完投できるだろう。できても2,3回かなと思います。
 巨人の打線は順調に下降気味ですね。出だしが良すぎたからどうやったって下がってくるんですが、それにしたってここ10試合で27得点はいかがなものか。一試合3点取ってないのに、それでも5勝4敗1分け。やっぱ調子いいんだなあ。それに対して中日、こないだ安定しているなんて書きましたが、ごめんなさいとんだウソでした。調べたら今年ぜんぜんだ。中日こそ先発のコマ足りないしチーム自体が本調子じゃない。得点より失点が多いのに二位につけてるあたりは接戦に強いってことですばらしいんですが。エラーが多いし先発も平均5.5回くらいしか投げてない。なんでこの順位にいるのかと思ったら、下位3チームがそれを上回るほどピッチャーズタボロなんですね。阪神が3位なのはやっぱりおかしいけど。
 五月はヤクルトが上がってくる、とまた予想します。石井一、石川、藤井、川島の四本柱はセ・リーグ阪神と並んで安定しそう。打撃陣も順調に調子を上げているようで。元メジャーで固めた中継ぎも、イマイチ安定してないようだけど、そろそろどうかな。
 
 メジャーリーグ
 ホワイトソックスは井口が打ってチーム勝って。
 マリナーズイチロー打ってチーム負けて。
 いつも通り。
 プーホルスがんばれー。