パッチギ!

 

 
 グッときた。むしろ泣いた。涙ちょちょぎれた。
 色々なものを盛り込みまくってるのに絶妙のバランスで違和感までいかず。くっそういい話……いい話つーか美談とはまた違うけれど、作品のエネルギーがすさまじい。あれよあれよと巻き込まれて、気がついたら終わってました。俳優が演技うますぎ。特に高岡蒼佑。彼って映画『バトル・ロワイアル』の杉村役で、『青い春』の雪男役だろ……すげえ。多彩。ちなみに主人公の康介役はハリケンレッドの塩谷瞬。はじめ堂本剛かと思った。
 終盤のシーンで、パッチギの意味を知る。そうか、パチキか。なるほど…………ダメだ泣きそう。
 妹に勧められて見たんですが、作中で大好きな曲『イムジン河』が何度も流れるので、ピンポイント爆撃。
 いい映画だったー。