よぅじょが

 昼間、家のチャイムが鳴りました。
 ぴんぽんぱんぽーん
 俺は寝起きで頭がフラフラしていました。
 む、家には他に誰もいないのか、とぼんやりと考えながら、玄関まで行ってドアを開けます。
「はいはーい」
「あ、あの…………回覧板です…………」
「あいどうもー」
 何食わぬ顔で受け取る俺。そそくさと走っていってしまう相手。
 相手とは、ご近所の幼女でした。
 幼子はかわええなあ、と思いつつ、部屋に戻る途中の鏡に自分を映してみる。
 
 トランクス一丁
 
 …………。
 
 不慮の事故です。