焼肉レポ

 京都へ焼肉を食いに行ってきましたよ。メンバは、オリヘイ!の上位順に、ぽーさん、俺、りょーと(Ryo-T)、はったん(初貴)、風吹さん、相沢(和也)、峻さん、の七名。
 福島県から京都まで行くには夜行バスを利用せねばならず、前日の夜に乗車したところ、乗客が六名。乗車券なんてほとんど意味をなさずに好きな席に座ることができました。椅子三つくらい占領して爆睡。毛布がちっさいことを除けば快適な旅でした。
 午前六時に京都駅着。焼肉は夜からなので時間ありまくりです。同じく夜行バスで三十分ほど先に到着していた峻さんとバス停で合流して、そのまま相沢宅へ特攻。スブルマン、コミケ受かったそうです。やふー。などと喜びながら相沢部屋へ行くと、やっこさん、寝てました。まるで三ヶ月前の再現みたいです。ノックしないでドアを開けて入る我ら。基本。朝っぱらからチューハイあけるのも基本です。ぽてち食べながら、SS談義とか漫画トークとかみんゴルとか。相沢、俺、峻さんの順にそれぞれスコアに14開きがあるってなんなんだ。で、昼近くにりょーとがやってきて、またSS談義。ハイライトで飯を食ってから、部屋の主の相沢が大学へ。しかし構わず部屋を占領。りょーとも四限だけ受けに大学に行って時間が余ったので、漫画読んでました。ひたすらヘルシング読みました。一巻から七巻まで。やべえ、激熱い。あちこちで狂ってるとか面白いとか絶賛されてるわけがわかりました。これ熱すぎ。
 開始五分しか記憶にないというりょーとが戻ってきて、焼肉のために川原町三条まで移動。バス停近くのコンビニ周辺で待ち合わせて、相沢、ぽーさん、風吹さん、と相次いで合流。最後にはったんがやってきて、全員集合。みんなはちきれんばかりに焼肉コール。
 やってきましたるは焼肉タイム。90分食い放題飲み放題です。七人で板が二つ。ギリギリ大丈夫か、と思ってたら、ギリギリ大丈夫くさかったです。ぼんぼん放り込まれる肉たちに、次から次へと刺さる箸。そこは鉄板という名の戦場でした。踊り狂う肉、箸、炭、火。勝ち取ったものだけが食える。敗者はキムチでも食ってな。てな感じに次から次へとやってくる肉どもをあっさりと平らげて、満腹になるまで肉を腹におさめることができました。あと、酒。俺は三杯ほど飲みました。りょーととぽーさんが鬼神のごとく酒男になってました。焼肉の最中(90分間)だけで十杯くらい一気やってた気がする。
まあ、俺はあれでした。日記に書いた通り、数日前に日本酒あおりすぎて睡眠ゲロリーナ星人化したんですが、これやっちゃうと、向こうしばらくアルコールに対して極端に耐性なくなるんです。アルコール臭がちょっとでもすると吐き気を催すという、あいたたたな体質。おまけに、寝ゲロを一晩で四回かました結果、右の肺と喉を痛めてしまい、アルコールは今回控えめで通しました。そのぶん相沢ががんばってくれたので感謝。
 肉の次はカラオケ。十時前から翌日の朝五時までぶっ続けで歌いまくる。やっぱりここでも飲み放題で、ぽーさんとりょーとが飲むわ歌うわの大騒ぎ。こいつらアホすぎる。また一気二桁いってるんじゃねえの、と心配していたら、二人ともゲロリーナ男爵でした。廊下やトイレがものすごい参上が広がってましたが、これは別のお客さんの仕業です。ともあれ、一晩のうちに、歌う→飲む→吐く→潰れる→寝る→復帰!→歌う、なんていうコンボをかまされると、すげえの一言しか出ません。どんだけタフなんだあんたら。
 カラオケの方はといいますと、ぽーさんがビジュアル系とアニソン完備、りょーとがヒップホップとアニソンその他ほぼ完備、相沢がアニソン……、俺とはったんがビジュアル系、みたいな感じに。鳥の詩を熱唱というか絶叫するぽーさん。あんた熱すぎる。ほぼ全部の曲をマイク回しながら二、三人立ったまま歌ってたんですが、その全部でマイクを奪い、立ったまま歌うりょーと。タフすぎる。峻さんは早々に落ちて、俺もそれに続いて0時すぎごろ落ちます。起きると、目と鼻の先に男くさい生尻があったような気がします。それをぽーさんが止めていた気がします。きっと気のせいだと、また寝ます。起きると、また、パンツ一丁で歌ってる野郎が見えます。反射的に携帯を取り出します。写します。五枚くらい。オーケー、証拠物件は取り揃えた。
 朝の五時に退出して、近くの松屋で朝食を採ります。三人くらい納豆。うん、朝は納豆。これ最高。
 ここでもSS談義とか、夏の合宿の打ち合わせなどをして、解散。大学からまっすぐきていた相沢は自転車で帰宅して、俺はバスが夜の十時なので、相沢のお世話になろうとバスに乗って追いかけます。七時ごろに着いて、部屋に入ると、すでに爆睡してました。ごめんなさいよと寝惚け眼の相沢を他所に部屋に入り、ちゃっかり隣に寄り添って寝どころ確保。二人だとかなり広いです。で、数分と経たずに睡眠。やっぱり疲れまくってる。午後一時過ぎに一度目が覚めて、相沢も目が覚めたけど、なし崩し的に二人とも二度寝。目が覚めると四時でした! 八時間も寝てしまった。
 そのあと相沢のコレクションを見せてもらったり、色々な動画を見て回ったりして時間を潰し、七時過ぎに銭湯へ。ああ、いいなあ、銭湯。一度でいいからこういう、プチ下町っぽいところの銭湯に行ってみたかったんですよ。なんか憧れの場所って感じだったんで。思っていたよりもいい銭湯でした。小さいながらも浴槽が五つくらいあって、割と広めで、脱衣場も広くて野球中継してるし。サウナもあるし。まずサウナで油を絞って、頭と体を洗って湯へドボン。客も少なくて快適。電気の流れる湯で痺れたりして、あっさりとのぼせてあがりました。あとは上半身裸で乾かしつつ、阪神戦を見ながら缶ジュースをぐびりぐびり。人生初銭湯でした。
 その後、部屋に戻って荷物をとり、王将でこってり食ってから離脱。また胃痛に悩まされそうな相沢に祈りを捧げつつ、京都駅へ行ってバスに乗り込みました。この時点でかのくらこんぺの締め切りが延びたことを知っていたので、雨こんぺの原稿を携帯で書き始める。なるほど携帯でもけっこう書けるもんだ。翌日の朝八時までバスだったんですが、4キロくらい書きました。なんとかなりそ。
 そういうわけで焼肉食おうぜオフあらため、相沢和也前夜祭一位おめでとうオフでした。肉うめー。