残り――一冊

 マリア様がみてる、昨日と今日で四冊か五冊くらい読みました。残すところは現在刊行されている最後の一冊、バラエティギフトのみ。いきなり「うい、全部読みました。げへげへ」と書こうとも思ったんですが、明日からの楽しみを考えるととてもそんなことはできず、自粛してしまいました。あれです、基本的に趣味が無いから、ひとつに熱中するとあっという間にのめりこんでしまう体質なのです。俺の部屋を通るときの兄貴や妹や先輩の視線、言葉にはもう慣れました……あれでしょ、なんかカタカナで長い名前ついてるやつでしょ? とか、うわ、すげーミッション系っぽい! とか、ごきげんようってなんだよ!(爆笑) とか、そんな声がぼくの脳裏を行ったり来たりするんだよ……全部食べちゃった。
 花寺学院サイドがスゲー好きになっちまいました。祐麒のいい男ッぷりに益々拍車がかかってきて、さてどうしてくれようコンチクショウめ。小林、俺はお前を愛してる。アリス、俺は性別なんて気にしない。……ゴメン、気にする。でもなるべくしないから。
 リリアンでは、祥子と祐巳の姉妹が一番好きかもしれない。というか祐巳瞳子もリアリストかつキツめの性格がツボだ。このカップリング書いてくれないかなあ。Aとか、日記に書いてくれないかなあ。
 勝負は明日。我慢できるか――。