マリみて漬け

 ここ一週間で読んだ本の数、実に十一冊。いつの間にぼくはこんな読書家になったんだろう。
 まあ、マリみて率100%だけどな! ……というわけで読みました。レイニーブルーと、パラソルをさしての二冊。触れれば触れるほどキャラを好きになっていきます。嫌いになるより好きになったほうが色々いいに決まってるんで、とにかくこの調子で。蹴飛ばしたかった瞳子も、今となっては膝の上に乗せてあちこちまさぐりたいくらいですよ。え、高校一年生はヤバイですか? 幼い蕾ですか? そうですね……概ね問題なし。
 いやいやいや。そもそも普段から活字に目を触れさせない自分としましては、こうして毎日本に触れるというのはとても良い兆候なのですよ。妹などなんか学校の図書館から小難しい本を何冊も持ってきては読み耽ってますが、あちらさんとこちらの本を比べると兄の威厳ってモンが……威厳。威厳ってなんですかね? 難解な文学小説を読むと偉いのですか? 分かりやすい少女小説は低俗なのですか? そんな洗脳教育で植えつけられたくだらない価値観なんて捨てちまえ。いいか、重要なのは自分にとって楽しめるかどうかだ。これ以外の要因なんてさして重要じゃないし、気にすることはないんだ。
 喰らえっ、コバルト文庫ビィィム!
 ギャー