ルーツ作家とか目標とか理想とか色々

 せいるせんせいの日記より。
>小説(一次、二次を問わず)を書く上で、理想とする作家は?
 好きな作家、ではなく理想か……うーん、ううーん。
 自分の場合、ギャグ面とマジメ面に分かれてしまうのですが。
 ギャグ面の場合、小説家では理想は特におりません。漫画では、こういうのを書きたい!という理想が神聖モテモテ王国(ながいけん)、ピューと吹く!ジャガー(うすた京介)みたいな雰囲気の作品なのですが、小説家にそういう人はいるんだろーか。読まないのでまったくわかりませんが、ラノベあたりにいそうな気はしますね。
 漫画ならこれらの持つ作品特性が理想です。「アクが強い」「新鮮な(消費されない)笑い」「シュール」等々……そういう作品が書きたいとは常々思ってます。
 マジメ面の場合は……これも小説家で理想は居ないです。というか媒体が同じ小説って時点で誰も理想になりえない気はしています。すでに「誰とも異なる文章を書きたい」という頭になっちゃっているので。漫画では最近読んで、ジョージ朝倉(恋文日和など)みたいな雰囲気を出せたらと強く思うようになりました。バリバリ少女漫画ですけど。少女漫画と言ってもピンキリなんであれですが。甘いのはいいけれど、あまったるいのは好きじゃない。シャープでスタイリッシュなのが大好きです。あと音楽では、Syrup16gあたりを聞くと、こういう作品が書いてみたいと強烈にそそられます。
 同じ二次創作作家では、はったん(渡部初貴)と最中さんのお二人にシンパシーを覚えてます。というよりはるか後方から羨望の眼差しです。