SS第二回KanonSSこんぺ中篇

 なぜか中篇に参加してます。
 「大学生活で面白かったことは?」「SSこんぺ」と即答しかねないくらい楽しみで、熱を入れて取り組んできたイベントなので、リアルでどれだけ立て込もうがこればっかりは参加しないわけにはいきませんでした。この四年間の集大成ってことですね。
 堅苦しい前置きはおいといて。伏字掲示板の再開を掲示板にお願いしてきたところ、設置されるようです。やったね!
 
 で今日は、参加回数だけはトップクラスのわたくし竹仙人から、今回の中篇の見所なんぞを述べたいと思います。
 こういう場なので、俺が個人的に注目している、一言であらわすなら「この人の作品が読めるってだけで読者参加した価値がある!」という人を紹介したいと思います。限りなくグレーゾーンのやり方で(笑)。
 俗に言う「常連の人」がいなくなって衰退してると言われがちなこんぺですけど、俺はそうは思ってないし、規模的にはこれくらいが一番やりやすいと感じます。これから紹介する方はみな第3回 かのんSSこんぺが初登場の、新鋭とまでは新しくないけど、ニューフェイスな方です。
 三人いらっしゃいますが、どなたもかつてないような個性を持っています。
 どうせだから攻略本みたいに書いていこう(笑)。
 
 
 エントリー№1
【 TOTO 】
筆力 : ★★★★☆
属性 : 青
 
 というわけでTOTOくん! ひょんなことから義兄弟の契りを交わした、違いのわかるナイスガイです。順位で言うなら今回の優勝候補筆頭だと思ってます。属性にあるとおり、つきぬけた青空のように爽やかで話を得意としている彼。テンポがいいとかそういうのを通り越して文でラップ刻んでるくらいリズミカルな文章が特徴的。砕けた短い文を重ねて雰囲気を作ることもできれば、何行も改行なしでコミカルに持っていくこともできる魔術師。成長速度はちょっと尋常じゃありません。第3回 かのんSSこんぺからKanonSSこんぺ(本番こんぺ)までにめちゃくちゃ上手くなってるし、サイトにあるSSもどれも上手い。賭けるなら倍率1.3はかたい。
 
 
 
 続きましてー
 
 
 
 
 エントリー№2
【 最中 】
筆力 : ★★★★★+☆☆
属性 : 灰色
 
 初登場の第3回 かのんSSこんぺ中篇から強烈な個性をもってして多数のファンを作り出した最中さん。筆力は言わずもがな、独特の世界観で奏でられるもの悲しい雰囲気が突き抜けてます。難しい日本語を操るわけでもなければ突飛な設定を持ち込むわけでもないのに、氏の繰り出す作品には常人を寄せ付けないような精錬さがあります。日本語の紡ぎ方が、某氏いわく「頭を解剖して中身を交換したい」くらいセンシティブ。ただしその個性ゆえに多勢に受ける話はどうかな、といったところ、第一回CLANNADSSこんぺ短編では見事に1位、先日俺が涙を飲んだおねSSこんくーる(仮)では6位に入賞されてます。独特の世界観と読者層がマッチングすれば向かうところ敵なし!? 倍率1.7。
 
 
 
 
 そして最後に……
 
 
 
 エントリー№3
【 匿名投稿(23、リーマン) 】
筆力 : ★★★★★
属性 : 黒
 
 やってきましたリーマンさん。第3回 かのんSSこんぺ中篇で氏の作品を読んだ瞬間この人についていこうと決めました。様々な文体を操りながら毎回のように独自の試みをなさってます。属性にあるとおり黒っぽいイメージがあります。情け容赦の一切ないその作風は見る人によってはアレルギーに感じるかもしれませんが、俺は大好きです。氏の最大の特徴は、毎回「作品群の中で1、2を争うほど目立つ」こと。最中さんと比較しても遜色ないくらい異彩を放ってます(笑)。第3回中篇の「 あの素晴らしい愛をもう一度……いや、マジで。お願い。俺んトコだけでもいーから!」は文句なしにタイトル・中身で強烈な存在感を示し、本番こんぺの「いつもなかよし。」も、ページを開いた瞬間度肝を抜かれ、第二回KanonSSこんぺ短編の「まことだった。」は作品群の中で頭2つくらい飛びぬけていたし、おねSSこんくーる(仮)では見事3位に入ってその勇名を轟かせました。いやーあらためて見ると目立つ目立つ(笑)。倍率は最中さんと同じく1.7で。
 
 
 今回の中篇ですが、上の三人の作品は予想つきました。当たり前のように8点、9点、10点つけました。
 というわけでみんな読もうね(笑)。
 
 
 
 
 ……オマケ。
 
 エントリー№4
【 竹仙人 】
筆力 : ★★☆☆☆
属性 : 黄土色
 
 自他共に認める下ネタボケSS書き。意味不明のノリとテンションくらいしか持ち味がないくせに、ここのところ自分から無個性路線をひたすら突っ走っている愚か者。順位のためです、とは本人の弁明。