今日のボケノートPage193、4

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[Page193] 手錠をされた状態でできる、この世で一番カッコイイ事
 
[ 61位 ] 竹仙人
 
「マスター、恋のトロピカルカクテルひとつ」
 
 
 返事の代わりに手錠を一度じゃらりと鳴らし、尻に挟んでシェイクするマスター
 
[66点] [笑率63] [61/217位]
 
 うーん、イマイチ。キレがない。コクもない。つまり味がない。
 なんか長文ネタでしか上位いけなくなってきてるな……やばいよやばいよ。
 10点つけたネタにバブスン全賭けしたら1位になって配当30倍ですよひゃっほぅーーー
 この調子で選定眼も鍛えていかねば。
 
 
[Page194] 本気を出した鬼に桃太郎が負けた場合のその後の展開
 
[ 26位 ] 竹仙人
 
 桃太郎が倒れたその瞬間、犬たちの顔色が変わった。
 
鬼「グハハ、次は貴様ら……っへぷそォ!」
 
 犬の右が入り、吹っ飛ぶ鬼。
 
犬「くっく・・ついにこの俺様がベールを脱ぐ」
雉「駄犬はすっこんでな、今ので交代だろうが」
猿「黙ってろ低脳ども。どれ鬼は・・・戦闘力たったの5か・・・・ゴミめ」
鬼「あ、あのう」
犬「ちょっと待ってな鬼さんよ。おい雉公。てめぇどの口で言ってやがんだ」
雉「ハッ、嗅覚しか能がない四本足がよく吠えやがる」
猿「ろくに物も持てねえ手前らには出番なんざねえんだよ」
鬼「・・・・あのその」
犬「黙ってろって言ってんだよ鬼さんよ。わかるか? 俺の言ってっこと」
雉「まあそう苛めてやるな。相手は素人さんじゃねえか」
猿「大人げねえぜ犬さんよ」
鬼「あのぼく、帰っていいですか」
犬「あ? おめえさん主役なんだからよ、ここに居てもらわにゃ困るんだよ。そこんとこ理解しとけ」
雉「まあまあ、帰れると思ってんならそうさせてやりゃいいじゃねえか。まあ後ろからズドンだがな。ケヒヒ」
猿「で、誰が最初に殺るんだ? ろくでもねえ小競り合いしてねえで白黒ハッキリさせようや」
鬼「あの、実はこれから塾に行かなきゃならないんです……」
犬「なに!? バカヤロウ、それを早く言えよ!」
雉「塾は大切だからな、さすがに止められねえ」
猿「だなあ。こればっかりは仕方ねえ」
鬼「えっと、それじゃ、し、失礼します」
犬「おう。なんならきび団子も持ってけや」
雉「そらよ、腹の足しにしとけ」
猿「俺らは志半ばで挫折した落ちこぼれだけどよ、その分までがんばれよな・・」
鬼「あ、ありがとうございます!」
 
 こうして世界は守られた。
 
[65点] [笑率77] [26/238位]
 
 うぐぅ。また勢いあまって長文に。
 いかん。いかんぞ。楽しちゃいかんぞ。
 長文ネタに適したお題に長文で挑めば、おそらく安定して上位を取れるでしょう。はじめのころはスルーされがちな風潮でしたが、最近は採点者がよく読んでくれるので。
 長い文章を独り善がりにならないよう他者を楽しませる前提で書く術は、もう何年も続けている言わば本職なんで、やりやすいんですが。俺にとってボケとは発想勝負で、俺の欠点は発想力の貧困さで、長文ネタの利点は発想力以外で勝負ができること。これでは弱点の克服になってない……ボケノに参加する目的が発想力の鍛錬なら、ネタを送る前に散々悩んだ段階でそれは達成されているわけで。やはりより高い順位を目指す、というスタンスがいいのか……うーん。
 とりあえず三つのネタにバブスン1億ずつ賭けて、二つがトップ10以内。配当6倍やっふぅーーーーー
 二百数十個のネタから10位以内に入るネタを選んで賭けてなおかつ当てるってのは、自分が思ってるよりもすごいことなのかもしれない。採点してる身だと明らかに入るネタはいくつか見当つくんですけども。