映画

猫の恩返し/ギブリーズ episode 2 [VHS]

　妹が借りてきたので、一緒に観てみました。といっても猫の恩返し本編は見てなくて、前座っぽくやったギブリーズだけ。猫は明日か明後日あたりに。
　なんつーアニメだ、これ。
　琴線直撃。一人で観てたら絶対、泣くか、そのへんごろごろ転げ回るかしてた。
　一話一話はすげー短くて、デフォルメされた絵が特徴的で、でもアニメーション自体は良くて、センチメンタルほのぼのとでも言えばいいのか、☆野カービィ氏のＳＳに通ずるものが無きにしも非ずとでも言えばいいのか、ともかく今まで出会ったことのない類のアレでした。観終わった直後に採点せよ、と言われたとして、ラピュタやトトロや豚は一発で採点できるけれど、これは採点不能。点数が点滅してる感じ。
　野中くんの初恋のエピソードが、正直、キた。観ながら衝動にどうにかされちまいそうでした。
　話は変わって、作品冒頭の他作品紹介で、『式日』というタイトルが目に付きました。嫌でも画面に釘づけでした。だって、BGMっていうか挿入曲がCoccoの『raining』だったんですよ。んで、えっ、って思って反射的に画面見たら、岩井俊二出てるんですよ。うおい！　しかも紹介内容を見た限り、イっちゃってる類の話でしたよ。うおおおい！
　Coccoと岩井俊二のコンビなんてどうなっちまうんだ、と思って少し調べたら、主演が岩井俊二であって監督は廣野秀明氏でした。この映画において俳優初挑戦らすぃ。どうなんだろう。レビューサイトを何箇所か回ったら、どちらかというと批判されているのが目に付いたし。うーぬぬ。借りよっか、どうしよっか。